農と食の持続

「チャレンジファーム淡路」事業の展開【総合特区事業】

ア 事業概要

農業分野での起業を目指す人材を(株)パソナ農援隊が最長2~3年間契約社員として雇用し、淡路市野島地区の遊休農地をフィールドとして、事業計画の作成、栽培品目の選定、生産・販売方法の企画、栽培管理・収穫・出荷など、農業経営の実践を通じて育成する「パソナチャレンジファーム淡路」事業を展開している。
なお、当該事業の実施に当たっては、県・淡路市が協働して農地の斡旋及び農業技術の指導等を行っている。

イ これまでの成果

「チャレンジファーム」の耕作地

「チャレンジファーム」の耕作地

平成20年から事業を開始しており、令和元年度までに45名の研修生に独立就農又は農業分野での起業に向けて研修を行っている(展開面積:約10ha(R3.4現在))。
2~3年実践の中で力をつけ、独立就農を希望する17名のうち、6名が淡路島内で就農(H29.4現在)し、うち5名が認定就農者となっている。
平成29年春から“NEW FARMER育成塾”を企画し、募集活動を継続中。独立就農のみならず、雇用就農希望者にも対応できる農場を目指す。

ウ 実施主体

(株)パソナ農援隊、淡路市他

エ 事業イメージ

「チャレンジファーム」事業イメージ